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大阪市 平野区 のだ耳鼻咽喉科 耳鳴 中耳炎 めまい

耳鳴専門外来

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耳鳴外来 開設のお知らせ

耳鳴外来を2016年12月より開設しています。
私(野田)自身が強い耳鳴に悩む患者です。
耳鳴を忘れられる日は1日としてない、そのような私にとって、耳鳴はライフワークでもあります。
耳鳴患者にとって本当に欲しいもの、あれば楽になるもの、そのような「器械」を長い間研究しておりました。
そしてその「器械」は現在、企業の協力のもとに完成しつつあります。

まずは通常のTRTや補聴器による耳鳴治療を検討する

◇TRT
当外来では、まず通常に行われているTRTでの治療を検討します。

  • TRTとは、小さなノイズを聞かせる治療です。
  • 小さなノイズなので、耳鳴を覆い隠しません。
  • 耳鳴とノイズを同時に聞かせることで、耳鳴になれるようにします。

残念ながら多くの患者さんにとって、TRTは魅力いっぱいとは言えません。
毎日数時間の装用が必要な上に、すぐに効果は出ません。
半年以上もたってようやく「耳鳴に慣れる」状態になれば、うまくいった部類に入ります。
それでも、耳鳴の音は小さくならないのです。(個人差あり)
「耳鳴の大きさは変わらないが、耳鳴が気にならなくなる」、それがTRTの奏功した状態です。
こういう話をすると、がっかりする人もいるでしょう。

◇補聴器
一方で補聴器を充分な音量で使うと、耳鳴がよく改善することが実証されつつあります。
そのため難聴で補聴器が必要な方には、補聴器を勧めることになります。

TRT以外の選択肢がたくさんある外来

多くの施設では、TRTや補聴器と内服のみの治療しか行っていません。
しかし、TRTや補聴器でうまくいっている患者さんでも、音響療法(夜に音を鳴らすなど)を追加した方が楽な場合がとても多いのです。
施設によっては、CDなどを用意して、TRT プラスαの対応をしている所もあります。

◇音響療法
当院では、TRTや補聴器以外にも色々な音響療法から治療を選べるようにします。
例えばマスカー療法という治療が昔からあります。

  • マスカー療法とは、大きめのノイズを聞かせる治療です。
  • 耳鳴を覆い隠すので、気分的に楽になります。
  • ノイズを無くした後で、実際に耳鳴が小さくなります。

耳鳴に近い雑音を、耳鳴を覆い隠す(マスキング)くらいの大きさで聴くと耳鳴が分からなくなり楽になります。
そして、ノイズを無くした後に、不思議な現象が起こります。
なんと、耳鳴が小さくなっているのです!
これは「後抑制」といって、昔から実証されている現象です。
実に6割くらいの方の耳鳴が、すぐに小さくなります。
(6割は、過去のデータです。今回の機械では、80歳以下で、高度難聴でなければ8割以上の方の耳鳴がすぐに小さくなります)
ただし、持続時間はまちまちで数分以内が多いですが、数時間、数日続く人もいます。
これは、大変なことだと思います。
なにせTRTで半年間、毎日数時間がんばっても小さくならない耳鳴が、すぐに小さくなるのですから。
そんなにすごいのなら、どうしてマスカーはどこもやっていないのか?と疑問が起きるでしょう。
理由の1つ目は、従来のマスカーは、大雑把なもの(固定のノイズを流すだけ)しかなかった。
2つ目は、「TRTは継続した効果があるが、マスカーの効果は一時的だ」、というTRTの理論の影に隠れて、マスカーが顧みられなくなった。
3つ目は、マスカーそのものが日本で販売されていない。

これらにより、少なくとも日本においては、マスカーは殆ど出来ないのです。

では本当にマスカーは有用でないのでしょうか?
TRT療法では、体系的なカウンセリングを行いますが、マスカー療法はそうではありません。マスカー療法に体系だったカウンセリングを加えると、また結果は異なるかもしれません。
さらに、従来の簡素なマスカーではなく、細やかな対応ができ、他の音響療法も総合的に引き受けるような「器械」ができたらどうでしょうか。
耳鳴を覆い被せるような音や、環境音(川の流れ、鳥の声など)は耳鳴患者が本能的に求める音です。
そのような私自身が欲しくて堪らなかった音を総合的にコントロールする「器械」ならば、また可能性も拡がるはずです。

耳鳴治療で効果を実証されているものは、3つだけです。
 ①TRT(耳鳴は小さくならないが、耳鳴に慣れる、手間や時間がかかる)
 ②補聴器(耳鳴を小さくする)
 ③マスカー(すぐに耳鳴を小さくする。楽になる。効果は一時的?)
(キシロカインという麻酔薬の注射も効果がありますが、リスクの観点から除外しています。)

注意すべきなのは、内服薬で有効と判断されたものは一つもない、ということです。
「あらゆる薬、サプリメントは、耳鳴に効果なし」これが現実です。
もちろん個別の薬で、「私はこれで耳鳴が治った」、という話もありますが、統計的に検証して、有意となった例はありません。
たまたま時期が重なって治った人はいる、というだけです。
今まで世界中で耳鳴薬が研究されているのに、ついに1つも有効な薬が見つかっていない。
「耳鳴は治らない」、と言われるのはこういう現実があるからなのです。

だからこそ、TRT、補聴器、マスカーの意味はとても大きいと思います。
とくに、一般の施設では十分に行えない、マスカーなどの音響療法を総合的に行う意味は非常に大きいのではないでしょうか?

当院での検査・治療

初診時に、貴方の耳鳴を楽にする音を探し出しその効果を調べます。

  1. まず、通常の耳鳴検査(聴力検査、耳鳴の大きさ・高さを決める検査、問診票)をすべて行う。
  2. さらに当院独自の検査:マスカーで音を合成して、あなたに心地よい音、耳鳴を抑える音を探す。
    そして、耳鳴がどれくらい小さくなるかを測る希望者には、器械を貸し出して、丹念に指導をする。
    これらにより、貴方の耳鳴改善の可能性を探し出していきます。

つまり、初診時に
 ①耳鳴の通常検査(耳鳴検査、問診票を含む)
 ②貴方の耳鳴の状態の説明。
 ③マスカーにより最適音を調べる。その過程で実際に音を被せた治療を行う。
 ④その後にどれぐらい耳鳴改善があるか、再度、耳鳴検査をして調べる。
 ⑤総合的な説明とカウンセリングを行う。
 ⑥希望者にはマスカー、もしくはTRTの器械の貸し出しと説明を行う。

これだけのことを行います。(1時間近くかかります。)
さらに、マスカーを貸し出した患者さんは、その後も密にフォローアップしてまいります。
患者さんが、マスカーを気に入った場合は、無料貸し出しを無期限で行います。(最初の100台まで)

受診方法

診療は12月より水曜日の午後2時から5時。
完全予約制です。
予約がなければ受診できません。
当院への受診歴がない方は、まずメールでお問い合わせしてください。
nodajibika@herb.ocn.ne.jp

「耳鳴外来受診について」、など「耳鳴外来」に関するメールとわかるように明記してください。
当院の耳鳴外来が貴方にとって有益になりえるか否か、また、注意点など、直接院長があなたにお返事いたします。
メールの中で、予約をお取りします。

(もし1週間以内にメールの返信がない場合、迷惑メールに振り分けられているなどの可能性があります。お手数ですが、再度、メールを送信ください。)

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