大阪市 平野区 のだ耳鼻咽喉科 耳鳴外来 中耳炎 めまい

のだ耳鼻咽喉科

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中耳炎|大阪市平野区 のだ耳鼻咽喉科|耳鳴・中耳炎・めまい・睡眠時無呼吸症

中耳炎の種類

まず、鼓膜の状態をモニターに映してお見せします。

◇急性中耳炎
小児にとても多い病気です。
風邪を引いた時に「耳が痛い」と子供さんが泣いたなら、この病気でしょう。細菌が鼓膜の内側(中耳といいます)に入って暴れている状態です。抗生物質の投与や耳の処置が必要です。状態に応じて鼓膜切開を行います。

◇滲出性中耳炎
中耳に液体がたまった状態です。小児やご老人に大変多く見られます。小児は、急性中耳炎が治った後も中耳に液体が残り、慢性化して滲出性中耳炎になることがよくあります。アレルギー性鼻炎や慢性鼻炎の子は特に治りにくいのです。根気良く通院して、「ガッコ」「ラッパ」と発音させながら中耳に空気を通していきます。ご老人が滲出性中耳炎になりやすいのは、中耳が液体を排出する機能(耳管機能といいます)が衰えるからだと言われています。この場合も空気を通す治療を根気良く続けます。いずれにしても、気長に頑張らないといけない病気なので患者さんも大変です。

◇慢性中耳炎
鼓膜に穴があいたまま、塞がらない状態の病気です。治療をするには、手術が必要です。もちろん、手術せずに耳の処置だけで様子をみている患者さんも沢山おられます。患者さんの状態や希望などに応じて対処しています。